痛みを伴うお尻のいぼ痔!その原因から予防、適切な治療方法まで

2017年02月01日更新 お尻
お尻いぼ痔

できると痛いものの一つに痔があり、その症状の一つにいぼ痔と言うものがあります。

できたとしてもお尻のことだしと病院に行くのとか遠慮しがちになってしまいます。

そんな辛く痛いお尻のいぼ痔ですが、対処をしっかりやれば痛みも和らげることができます。

今回はこの、お尻にできると痛い、いぼ痔に焦点を当て、原因から治療法まで案内していきますので、是非参考にし適切な治療でお尻の痛みを取り除きましょう。

お尻にできるいぼ痔の原因とは?

お尻痛い
お尻にできるいぼ痔の原因について見ていきましょう。

いぼ痔は肛門にイボ状の腫れができてしまうものを言います。

いぼ痔にの中も二種類の症状があり歯状線という場所を基準に内側にできるのを内痔核、外側にできるのを外痔核と言います。

痛みを伴ういぼ痔の原因とは?

いぼ痔は主に排便時の息みや力み、便秘による排便時の負荷によって歯状線の上の粘膜がうっ血することで、イボ状の腫れができてしまいます。これがいぼ痔です。

その他にも長時間の立ち仕事や座り仕事で同じ姿勢を長時間することで、お尻や肛門に負担がかかり発生してしまうこともあります。

静脈を圧迫し、血液の流れを悪くし、うっ血することでできやすいとされ、痛みを伴うものがあります。

いぼ痔の症状にはどんなものがあるの?

疑問
お尻にできるいぼ痔の種類は大きく分けて二種類あり、

  • 内痔核
  • 外痔核

が、あります。

当然それぞれ症状も違うのでそれぞれ別々に見ていきましょう。

外痔核

外痔核は内痔核とは逆に、歯状線という場所より下の部分、静脈ができてしまったイボ状の腫れのことを言います。

外側の皮膚には内部の皮膚と違って痛みを感じる神経が通っているため、外痔核の場合はほぼ確実に痛みが発生します。

そのまま放置すると急性の炎症を起こし血栓ができ更に腫れ激しく痛み始めます。

内痔核

内痔核は排便の時の負荷により歯状線という場所より上の、粘膜の静脈がうっ血して内部にできたものが内痔核と言います。

このあたりはあまり痛みを感じる神経が通っていなく、痛みをあまり感じずに排便時の出血によって気づく人が多いようです。

排便時になると真っ赤になるほど大量な血が出るてしまうことがあります。

またその時炎症時の痛みがあったりするのが特徴です。

いぼ痔の種類により治療法が異なる

疑問
いぼ痔は外痔核、内痔核とできる場所によって治療方法も変わってきます。

それぞれの治療方法について見ていきましょう。

外痔核の治療

外痔核の場合は手術を行わなくても生活習慣や食生活、加えて塗り薬や内服薬、そして激痛時の鎮痛剤、と言ったもので治ることが多いです。

またいぼ痔は肛門周辺の上脈の流れが悪くなってしまいうっ血してしまうのが大きな原因のため、肛門周りを温めてあげることも効果的な治療となります。

  • 長時間同じ姿勢はさける
  • 辛いものなどの刺激物を摂りすぎない
  • タバコやアルコールの摂取を控える
  • 入浴時に肛門を温める
  • 治療薬をしっかり使う

などといったように、外痔核は生活習慣・食生活を見直し、入浴などで血行の促進を高めたりすることで柔らかい便を出せるようにすることがポイントです。

外痔核は、よほど激しい痛みを伴うような症状でない限りは手術の必要はほぼなく、正しく治療すれば数ヶ月でいぼ痔の腫れや痛みが治っていきます。

ただし、外痔核が既に化膿してしまっている場合は、温めすぎると逆に悪くなってしまうこともあるので注意しましょう。

内痔核の治療

内痔核の場合も基本は外痔核と同じで生活習慣改善などの見直しが大切です。

しかし、内痔核の場合は状況によって治療法が変わります。

脱肛があっても自然に戻る初期症状では、生活習慣改善のに加え塗り薬・座薬・内服薬等の治療薬を使えば殆どの場合は症状がおさまります。

しかし、脱肛が自然に戻らなくなってしまったり、
常になった状態となってしまうと手術が必要になってきます。

痛みを伴い手術が必要ないぼ痔の治療法

痔
お尻にできたいぼ痔。

いぼ痔で手術が必要な場合、どのような治療法があるのか見てみましょう。

硬化療法

イボの根本に硬化剤を注入し痔核を硬くし壊死させう方法。

手術時間が短く、手術中、術後の痛みも少ない療法です。

しかし効果が1年ほどしか続かず、
繰り返し使用することで効果が薄れるなどのデメリットもあります。

レーザー療法

レーザー光線イボに当てて切除する方法です。

直接器具をあてる接触法と患部に触れず照射する非接触法があります。

接触法、非接触法どちらにしても出血が少量ですみ、正常細胞への影響が少なく済むのが特徴です。

結紮療法(けっさつりょうほう)

結紮療法は輪ゴムなどでいぼ痔の根本を縛りイボを壊死させて落とす療法です。

基本的に入院が必要となりますが、手術時間が短く、すぐに終わり術後の痛みが少ない方法です。

しかし、イボの脱落までに数週間程かかる上に、すべてのイボが取れない場合もあるデメリットもあります。

加えて手術痕の回復が遅く、そこから細菌によって炎症を起す可能性もあります。

半閉鎖法

結紮療法と同じく手術痕や肛門上皮はそのまま残りますが、肛門内部にできた傷口を縫合することによって炎症や回復速度の向上が見込める方法です。

術後の出血が少ないのと、回復も早く、手術痕が残り難くく術後の痛みが殆ど無いのが特徴です。

ただし他の手術に比べると手術時間が若干長くなるデメリットがあります。

ジオン

内痔核の周辺に硫化アルミニウムカリウムが含まれた薬を注射し、そのイボと周辺の組織を固め血流を防ぐことによってイボを小さくする効果が期待できる治療法です。

脱肛の改善率が高く切除したりしないので出血することもないです。

加えて手術時間も短く、日帰り入院が可能な場合もあるようです。

しかしながら再発する可能性や効果がまったくないといったこともあります。

ICG併用半導体レーザー療法

切除するイボに、人体に無害で、レーザー光線を吸収する性質があるICGと呼ばれる色素を注入し、半導体レーザーでイボを切除します。

イボに注入したICGの効果でレーザーを吸収してくれるためイボの下にある肛門括約筋は安全です。

術後の痛みが少なく、出血量が少ない安全性が高く治療法です。

ただし日帰り手術できず入院が必要なのと、術後幹部が腫れたりする恐れがあります。

この手術のみでは内痔核の改善はできても完治は難しいとされています。

PPH法

専用の器具を肛門に挿入し直腸粘膜を筒の内部に挟み込み、内痔核自体は切除せずイボの上の直腸粘膜を輪切りに切除。

切除した幹部を縫い合わせ内痔核を持ち上げてイボへの血流を防ぐことによって、イボを小さくし内痔核が脱出しないようにする方法です。

術後の痛みが少なく出血も少なく、改善率が高いのが特徴です。

ただし入院が必要なのと、内痔核自体は基本的に残ったままなので、いつ再発するかわからないというデメリットとこの手術だけで完治は難しいです。

まとめ

今回は、お尻にできる、いぼ痔の原因と治療法について案内してきました。

外痔核の場合は食生活、生活習慣を変えた上で薬をきちんと使用していれば手術に掛からなくても改善することはできます。

内痔核の場合は初期症状のうちは外痔核を同じように改善を見込めますが、それ以上になるといずれかの手術を受けないといけなくなります。

また、手術を受けたとしても食生活や生活習慣を見直さなければ再発する可能性があるため気をつけるようにしましょう。

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