オリーブオイルで、脇の黒ずみは落とせる?その効果とは。

2017年03月01日更新
オリーブオイル脇黒ずみ

ヘルシー食材として人気が高いオリーブオイル。他の油とは異なり、種子から油をしぼりとるのではなく、果実から油をとるのが特徴的です。

独特な風味が日本に定着し、最近ではパスタだけでなくさまざまな日本の食材との組み合わせが提案されています。

実はオリーブオイルはワキの黒ずみ対策など美容面でも活躍することに注目が集まっています。

もともとスキンケアに使われてきた馬油であれば、肌に使用するのもわかるのですが、本当に食用のオリーブオイルがスキンケアに効果を発揮するのでしょうか。

そこで今回はオリーブオイルと脇の黒ずみに着目し、その効果と限界について解説したいと思います。

脇の黒ずみ落としにオリーブオイルは有効?

オリーブオイル

脇の黒ずみをオリーブオイルで落とせる理由

脇はよく汗が出ることで有名な部位です。汗をよくかくということはそれだけ汗腺が多いことを意味しています。汗腺から大量の汗がでるということは、同時に老廃物もよく排出されているということです。老廃物をきっちりと取り除かないと、毛穴につまり、黒ずみを引き起こしてしまいます。

また、脇汗が衣服ににじんでしまうのを防ぐために、女性は頻繁に制汗剤やパウダーを使用します。制汗剤やパウダーを使用しすぎたり、入浴時に制汗剤やパウダーを完全に取り除かないで放置していると、それらの成分が毛穴に詰まり、肌を酸化させてしまいます。

毛穴に詰まった皮脂はメディカルエステで行われる超音波治療やケミカルピーリングによって取り除くことができます。しかし、メディカルエステはコストが高くついてしまうのがネックです。「自宅におけるケアでなんとかならないかな…」と考える女子の間で注目を集めているのが、どこの家庭にでもあるオリーブオイルです。

それではどうしてオリーブオイルが肌の黒ずみの解消に効果を発揮するのでしょうか。制汗剤やパウダー、皮脂などには油脂が含まれています。同じく油脂であるオリーブオイルは結びつきやすいため、毛穴の奥深くまで浸透し、詰まった油脂とオリーブオイルが結びつきます。その結果、制汗剤などのよごれが毛穴からかき出され黒ずみが解消するのです。

脇の黒ずみをオリーブオイルで落とす方法

脇黒ずみ

脇の黒ずみ解消にオリーブオイルを用いることのメリットはその簡単さにあります。用意するのはオリーブオイルだけで、その他に特別な道具などはいっさい必要ありません。オリーブオイルはスーパーやコンビニなどどこでも安価に手に入るのもうれしいですよね。

オリーブオイルは食用で

オリーブオイルには二つの種類があります。「エキストラバージンオリーブオイル」はオリーブの果実を搾ったもので、酸度が低いのが特徴です。

相対的に高価ですが、食用に用いるならおいしくいただけますし、品質が良いものなら脇の黒ずみ解消にも安心です。「ピュアオリーブオイル」は品質ではエキストラバージンには劣りますが、手頃な価格が魅力です。

お風呂でマッサージ

オリーブオイルは汚れて落としやすい入浴時に用います。オリーブオイルを用いる前に湯船にゆっくりつかり、しっかりと体を温めます。血行がよくなった状態で湯船からあがり、オリーブオイルで脇の下をマッサージします。

オリーブオイルは手のひらに適量を取り、優しく肌にぬりこむようにマッサージします。オリーブオイルが毛穴に浸透し、たまった汚れを浮き上がらせます。

十分にマッサージをしたところで、今度は奇麗にオリーブオイルを洗い流します。オリーブオイルを毛穴に残してしまうと逆効果です。新たな黒ずみの原因になりかねませんので、マッサージと同じぐらい、完全に洗い流すことが重要です。

保湿も忘れずに

オリーブオイルでマッサージをし、それを完全に洗い流すまで洗浄しますので、普段よりも脇の皮膚には負荷がかかった状態です。摩擦も多く受けていますし、洗浄も念入りに行っていますので、皮脂はほぼ完全に取り除かれた状態です。

そのためマッサージを終えた後は脇の下が乾燥に弱くなっています。皮膚の乾燥は皮脂の過剰分泌を招いたり、新たな黒ずみの原因です。オリーブオイルマッサージを終えた後は、十分に保湿ケアを行うようにしましょう。

オリーブオイルの脇の黒ずみ落としには限界あり

黒ずみ限界

脇の下の毛穴に残された皮脂や油脂をオリーブオイルによって溶かし、汚れを吸着することで、脇の下の黒ずみが取り除かれます。確かに、脇の下の黒ずみが毛穴に詰まったら汚れによるものであれば効果的なのですが、その他の理由で脇が黒ずんでいる場合、オリーブオイルマッサージは効果を発揮しません。

脇の下が黒ずむ原因は毛穴に原因がある場合と、皮膚そのものに原因がある場合にわかれます。オリーブオイルは毛穴に原因がある場合には効果を発揮しますが、皮膚そのものに原因がある場合には、その効果は及びません。乾燥や紫外線、自己処理による毛抜きの刺激によって、脇の下にメラニン色素が定着している場合は、ケミカルピーリングや超音波治療、レーザートーニングなどの方法で黒ずみを解消する必要があります。

また「効果がある」と述べた毛穴の汚れについても、短期間で効果が出るわけではありません。毛穴の汚れが長期的に蓄積された汚れであると、汚れが毛穴の奥深くまで詰まっています。

毛穴の中で皮脂が固まっていると、それが毛穴にフタをしてしまいます。そのフタが邪魔して、オリーブオイルが毛穴の奥深くまで浸透しにくい可能性があります。その場合は効果が発揮されるまでに長期間を要します。

オリーブオイルの効果と限界を正しく理解して使用しよう

効果と限界

オリーブオイルは色素の沈着による肌の黒ずみには効果が期待できませんが、汚れの詰まりによる毛穴の黒ずみには効果が期待できました。そんな効果が期待できるオリーブオイルですが、使用するオリーブオイルは慎重に選ぶことが必要です。

エクストラバージンオリーブオイルを名乗りながら、やたらに安価なものは悪質なので注意が必要です。悪質なオリーブオイルは、カビが生えたオリーブ、腐ったオリーブ、病気になったオリーブ、古いオリーブなどを使用している可能性があります。

できるだけ低コストで黒ずみを解消したい気持ちはわかりますが、だからといって悪質なオリーブオイルを使用すると逆効果になる可能性があります。マッサージに使用する際は、定評のあるオリーブオイルを購入するようにしましょう。